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2015年03月24日

未分割財産の収益の帰属 家賃収入は誰のもの?

アパートを所有している父親が亡くなった場合、
そのアパートの家賃収入は誰のものになるのでしょうか?

相続財産について遺産分割が確定していない場合には、
その相続財産は相続人全員の共有ということになります。

共有持ち分は法定相続分です。
配偶者は1/2
子供たちは 残りの1/2をさらに子供たちで等分に分けることになります。
子供が3人なら、それぞれ1/6ずつになります。

遺産分割協議書の作成ができるまで、
たとえ、相続人のうちの特定の人(たとえば長男)が
家賃収入を管理しているような場合であってたとしても、
共同相続人がその法定相続分に応じて
申告することになります。

被相続人であるお父様の生前の所得については、
お亡くなりになってから4か月以内に確定申告を行うことになります。
これを、準確定申告といいます。
所得税が発生すれば、それは、相続税を計算する上では、
債務控除として、遺産から控除することができます。

相続開始後、間髪を入れずに遺産分割を行うなどということは
とうてい無理な話です。
遺言書があれば、遺産分割をする必要もなく、
財産の帰属が決まりますから、この問題は避けることができます。
この点からも、遺言書の作成は意味がありますね。

posted by 税理士 小出絹恵 at 14:54 | 相続・経営承継 編集
この記事を書いた税理士の小出絹恵です。
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     税理士・行政書士・相続遺言コンサルタント
     小出 絹恵
     http://www.zeirishi-net.gr.jp/
     TEL:03−5486−9586
     幼い頃、往診に来て下さったお医者さま
     (女医さんでした)の顔を見ただけで、安心して病気が治ったような
     そんな体験が懐かしく思い出されます。
     私は皆様のそういう主治医になれたらと願っています。
●申告の際には必ず専門家にご相談ください。
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